あの日から10年です。
ブログ 2021年3月15日
こんにちは!アシストの二見です。
今朝家を出ようと思ったら、庭のクリスマスローズが満開だったのでパチリ!
先週の金曜日で東日本大震災から10年がたちました。
節目なので当時の私の話を少しだけ。。。
私が住んでいる西多摩郡は地盤が固いようでいつも揺れが小さく、
周辺の地域より震度が1から2程度少なめですが
それでも10年前の3月11日の地震は
『ただ事ではない』事が容易に予想できる揺れでした。
その時、、、、
翌月からお付き合いが始まるお客様が文京区よりいらしてました。
打ち合わせどころではなくなってしまい、お客様はお帰りになることになったのですが
最寄りのローカル線はなにかあるとすぐに運休になってしまうため
『電車が動いているところまでお送りします』と
都心に向け車を出してしまいました。
当然電車が動いているはずもなく、自宅近くで被災したにもかかわらず、
自ら『帰宅困難者』の道を選ぶ結果となったわけです。
今思えば、『お客様のために駅前のホテルを予約する』が最善であったはずです。
自宅に帰ってきたのは翌朝明るくなってからでした。
お客様とはその日が初対面でしたが、長時間車の中で時間を共にし
大きな地震、そしてその後の津波などの情報を目の当たりにして
置かれた状況に対する想いを共有できた気がします。
そのお客様とのお付き合いは今でも続いています。
10年の間にはいろいろな壁にぶち当たることもありましたが
一度想いを共有しあえた者同士、仕事に対する想いも共有し
一緒に乗り越え今に至っていると思います。
どのようなお仕事も
どのようなお客様とも
お仕事に対する想いを共有して、一緒に作り上げていくことの大切さを
毎年この時期に改めて感じています。
最近はコロナ、コロナで
消毒や検温、マスクの着用や三密回避ばかりを気にしてしまいますが
毎年この時期に、防災に対する準備や倉庫内の点検を行う事にしています。
震災の数ヶ月後、飛行機から東北地方を見る機会がありました。
上空から見た海岸線が。。。。。。
言葉に出来ないくらい心を痛めたことを思い出します。
先月福島沖で大きな地震がありました。
今後、地震ばかりでなく、異常気象による大雨や台風の被害等。
『備えあれば憂い無し』
倉庫に行ったら配送の準備が整っていました。
後は商材が入ってくるのを待つだけ。
そしてクリスマスローズは満開でした。
花を見て季節の移ろいを感じる心の余裕を忘れずに
今週も頑張ります!!