正しい日本語の使い方①
ブログ 2021年9月21日
【正しい日本語】とはどのようなものなのか、いい年して悩み始めている二見です。
話し言葉は、長いこと日本語を使用しているので
比較的【正しい】に近い言葉を話していると思う(思いたい)のですが
文筆家ではないし、しっかり学んだ記憶もないので文章には自信がありません。
実はルート・サービスホールディングスでは、
【正しい日本語】を使えるように従業員教育も行っています。
お客様にメールを送る際など、恥ずかしくない文章で送りたいので、
日本語の基本に戻り、ルールがあるならばそれを把握し対応するために学びます。
専門家ではないので、疑問に思う⇒調べるの繰り返しですが。
例えば、文章の中で【こと】とひらがなで書くのか、【事】と漢字で書くのか。
【~こと】と表現することで、文節を名詞(形式名詞)化する際はひらがなを使用します。
(↑【表現すること】も【表現する】という文節を名詞化していました)
【こと】だけでは成立せず、必ず何か付属する言葉が付きます。
また、ほかの言葉(この場合は行為等)に言い換えると違和感があったりします。
【こと】のほかにも【もの・とき・ところ】なども同様に、抽象的な意味の名詞となります。
(因みに↑【ほか】は、漢字では【他】という文字がありますが、
【ほか】と読ませたい場合はひらがなで、
【た】と読ませたい場合は漢字で書くことが推奨されていました)
実態や内容が明確な場合は【事】と漢字で表現します。
【大変な事になる】など、【事】だけで意味が成立し(普通名詞です)、
ほかの言葉(この場合は事態等)に言い換えても相違がない場合に使用します。
私は従来、文字数の関係であったり、前後の流れでセレクトしたりしていましたが
使い方のルールがあったことを知り、適当に対応していた自分を少し恥じています。
調べると奥深いのですが、
ストレスにならない程度にルールを把握して使うことで
いつの間にか当たり前に正しく使えるようになると信じています。
過去の自分は知らずに使っていましたが、
正しく使い分けられる人は、私の文章に違和感を覚えていたハズなので
【習うは一生】を心に、残りの人生を過ごさなければと思うこの頃です。
地味な取り組みかもしれませんが、
ストレスなく文章が読めるって、素敵なことだなと思いますので、
みんなで少しずつ精進して参ります。